2020報恩講&2021修正会
皆さまお久しぶりでございます!
ホームページが新しくなってはじめての更新です。
今後ともゆっくりまったり更新してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
今回は更新出来なかった間の昨年の報恩講と今年初めの修正会についてお話し致します。
2020年12月5日、6日で西光寺報恩講を勤めさせていただきました。
今回は新型コロナウイルス対策として、多くの事が従来通りとは行かない状況での報恩講となりました。
まずは準備段階から、お手伝いをして頂くお役の御門徒様方には手指の消毒、マスクの着用を徹底して頂きました。
また、例年御華束造りは狭い本堂の余間にて行っていましたが、密を避けるため本堂の大間(お参りをする一番広い所です)にて行いました。
日程も従来の3日間から2日間に短縮となり、2年前から始まった副住職の法話も中止となりました。
毎年楽しみにされている方もおられるお昼の御斎(お食事)と、花華の会の皆様による合唱も中止となりました。
中止になる事ばかりでとても寂しい気持ちになりましたが、皆さまに安心して御来寺して頂く事が1番と考えた結果、この様な形とさせて頂きました。
皆さまの暖かいご理解ご協力とても嬉しく思います。
当日は基本的な対策の消毒液と体温計を受付や本堂前に用意し、マスクの着用もお願いさせていただきました。
参拝者用椅子席の間隔も普段より開けてのお勤めとなりました。
御門徒の皆様もお寺さんも、全員がマスクを着用してお経を読みました。マスクの下からでも皆様の声が重なって心地の良いお経となりました。
花華の会の皆様による写仏も飾られました。
花華の会の活動も昨年は中止になるものが多く寂しいばかりでした。人との触れ合いや直接会ってお話しすることは、生きていく上でとても大切で、得難い時間だったのだなと改めて実感させられます。
この様にいつもと違う報恩講ではありましたが、実際に足を運んでお参りしてくださった皆様やお手伝いして頂いた皆様のご協力により無事に報恩講のお勤めをする事ができました。ありがとうございました。
また今回はお参りを控えて頂いた皆様にも来年はお会いできる世の中になっている事を切に願っています。
残念ながら新型コロナウイルスの影響は年が明けても続いており、新年のご挨拶も例年とは少し違うものになりました。
お役の方や挨拶に来てくださった方に振る舞うおせちやお屠蘇も簡素化や中止となり、まだまだ安心して生活できるとは言い難い状況に、またもや寂しい気持ちになりましたが、我が家の子どもたちは2人とも元気に走り回っており、元気があればなんでも出来るとはよく言ったものだなと、コロナで沈む気持ちを、少しでも上向きにしていきたいと思いました。
2021年の様々な行事がどのように行っていけるかは不明瞭ですが、子どもたちが元気に過ごせる日々でお勤めできる事を願っています。
皆さまどうかお体にはお気をつけて、乗り越えていきましょう!
合掌
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